指揮 / シャルル・デュトワ
ヴァイオリン / 金川 真弓
チャイコフスキー | ヴァイオリン協奏曲 |
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ドヴォルジャーク | 交響曲第9番「新世界より」 |
【第662回定期演奏会】 「音の魔術師」デュトワの札響登場はなんと54年ぶり。87歳となる名匠が提示した意表をつく名曲プログラムは、北海道に向けた彼の音楽における遺言とでもいうものに。音楽の求道者として鬼気迫る指揮で、これからの札響に、前途ある若い音楽家たちに遺したいことを、札幌、北海道の聴衆への思いを伝えてくれます。 【ロビーコンサート】 ♪開演前のホワイエで、ロビーコンサートもぜひお楽しみください。(各開演30分前より開催、演奏内容は公演前日までに、当日券情報とともにトップページで発表します。)
初共演・初登場、札響初演曲と、札響ならではの定番曲が並び、新たなステージに向かう札響の意欲と、63年目を迎える札響の伝統と誇りが交錯します。
■定期会員新規入会受付は2024年2月6日(火)10:00~
■申込方法
※資料請求:資料請求フォーム、または、札幌交響楽団事務局 011-520-1771まで。
※出演者、曲目が変更となる場合がございます。
今日最も人気のある指揮者の一人。1936年スイスのローザンヌに生まれ、現地やジュネーヴで学び、大指揮者アンセルメやミュンシュに師事、1964年にベルン響を指揮してデビューした。以降、欧米の主要楽団を多く指揮し、特に25年にわたるモントリオール響との活動は特筆される。同団を「フランスのオケ以上にフランス的に」魅力的に育て上げ、世界ツアーやデッカ・レーベルのCDで一世を風靡、数多くの賞を獲得するとともに、世界中の音楽ファンはデュトワが創り上げた音色の魔術に熱狂した。フランス国立管、フィラデルフィア管などのポストも歴任。1996年からはN響常任指揮者、98年から同団音楽監督を務め、2003年から名誉音楽監督。2018年にはサンクトペテルブルク・フィルの首席客演指揮者に就任。シカゴ響、ボストン響、ニューヨーク・フィル、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、をはじめ、主要音楽都市のオーケストラに定期的に招かれ、共にフランス音楽を軽やかで明快なタッチで描き、ラヴェル、ドビュッシーといったフランス音楽の神髄を、深いレヴェルで聴衆に伝えている。また、独特のリズム感で指揮するストラヴィンスキーやメシアンなどの近・現代音楽や、バレエ音楽でも常に高い評価を得ている。ほかにも北海道のPMFや宮崎国際音楽祭の芸術監督を務めるなど、日本のクラシック界へ大きく貢献。日本のみならず中国でも、誰よりも早くフランス国立管やN響とツアーをし、音楽祭に参加するなど、新しい領域へ飛び込む姿勢を持ち、世界中の聴衆に音楽の素晴らしさを伝えてきた。80歳を迎えた2016年には、平和を祈り、ブリテンの「戦争レクイエム」を世界各地で指揮した。各地での勲章や博士号の授与も多い。録音の数は200以上に上り、2度のグラミー賞をはじめ数々の栄誉に輝いている。
音楽への専心と、豊潤かつ深い音色で奏でられる音楽性が聴衆を魅了している。2019年チャイコフスキー国際コンクール第4位、2018年ロン=ティボー国際音楽コンクール第2位入賞および最優秀協奏曲賞を受賞し、一躍注目を集める。これまでに、プラハ放送交響楽団、マリインスキー劇場管弦楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、フランス国立ロワール管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団等と、日本では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、札幌交響楽団、山形交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団に客演し、ハンヌ・リントゥ、セバスティアン・ヴァイグレ、ユーリ・シモノフ、パスカル・ロフェ、アレクサンダー・シェリー、ヒュー・ウルフ、モデスタス・ピトレナス、カーチュン・ウォン、アンドリュー・リットン、ケン=デイヴィッド・マズア、ヴァシリー・シナイスキー、リオ・クオクマン、エリアス・グランディ、尾高忠明、秋山和慶、小泉和裕、井上道義、広上淳一、沼尻竜典、飯森範親、川瀬賢太郎、杉山洋一、山下一史等の指揮者と共演している。室内楽やアウトリーチでは、トランス=シベリア芸術祭やヴェルビエ音楽祭等に出演するほか、トナリ・ツアーズのドイツ・ツアーに出演した。日本では、シャネル・ピグマリオン・デイズでの公演も好評を得る。2023年、デビュー・アルバム『リサイタル(RECITAL)』をエクストン・レーベルよりリリース。ドイツ生まれ。4歳から日本でヴァイオリンを始め、その後ニューヨークを経て、12歳でロサンゼルスに移る。現在はベルリンを拠点に演奏活動を展開させている。ハンス・アイスラー音楽大学でコリヤ・ブラッハーに、また名倉淑子、川崎雅夫、ロバート・リプセットの各氏に師事。使用楽器は、日本音楽財団貸与のストラディヴァリウス「ウィルへルミ」(1725年製)。
発売日 | 2024年2月22日(木) 札響会員先行発売:2024年2月20日(火) |
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チケット |
(SS)¥8,000
(S)¥7,000
(A)¥5,500
(B)¥4,500
(C)¥3,500
U25割(B,C)1,500円 ※1回券料金が他と一部異なります ※2024年度U25割は1999年以降生まれ対象 ※スマイル席2,000円(Pブロック内スマイルエリア/当日限定販売) ※未就学児入場不可 ※札響定期会員は各席500円引きで購入ができます(スマイル席、U25割、他割引の併用不可) ※ローソンチケットでの座席選択は発売日の翌日深夜00:00より可能となります。 ※プレイガイド:Kitaraチケットセンター、道新プレイガイド、市民交流プラザチケットセンター、ローソンチケット、チケットぴあ、セイコーマート(店内マルチコピー機D24062901/開催1週間前まで販売) 【開場は開演の40分前からとなります】 ●託児申込み(有料、予約制)札幌シッターサービス011-281-0511 ≪公演時における託児サービスについて≫ ※やむをえない事情により公演内容の一部が変更になる場合がございます。公演中止の場合を除き、お求めのチケットの払戻しはいたしかねます。体調や状況の変化に不安のある方はご購入前に十分にご検討ください。 |
オンライン予約 | |
主催 | 札幌交響楽団 |
後援 | 北海道、札幌市、札幌市教育委員会 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))|独立行政法人日本芸術文化振興会 |
お問い合せ先 | 札幌交響楽団(011-520-1771) |