コンサートカレンダー

札幌交響楽団 Sapporo Symphony Orchestra-「札響」

Concert
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定期演奏会コンサートとチケット

2022
11/26 17:00~
11/27 13:00~

札幌交響楽団 第649回定期演奏会 2022年11月26日(土)17:00~
/ 11月27日(日)13:00~
札幌コンサートホール Kitara

札幌交響楽団 第649回定期演奏会
札幌交響楽団 第649回定期演奏会
札幌交響楽団 第649回定期演奏会
札幌交響楽団 第649回定期演奏会
札幌交響楽団 第649回定期演奏会
札幌交響楽団 第649回定期演奏会

指揮者 / 共演者

指揮 / エリアス・グランディ

ヴァイオリン / ヴィクトリア・ムローヴァ

曲目

ショスタコーヴィチ ヴァイオリン協奏曲第1番
ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
ドビュッシー 「海」

~11月の”水”をめぐるプログラム~

2020年1月にhitaruでのオペラ「カルメン」で初共演、その見事な統率力と音楽性で客席だけでなく札響メンバーも魅了した指揮者グランディが定期演奏会に初出演です。年間テーマ「水」に由来する曲として、ドビュッシー「海」はもちろん、ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」も船上、海辺が舞台になるオペラで、テーマに関係しています。この回はヴァイオリンの女王ムローヴァの出演は今年最大の話題でしょう。彼女にとって原点回帰的な曲目で登場することは注目されます。コーガンに師事、チャイコフスキーコンクール優勝の翌年、西側へ亡命するなど、ムローヴァこそ、ショスタコーヴィチの生きた時代の空気感を伝えることができる最後の世代の音楽家です。

♪当日券について(11/23発表):こちらからご確認ください。

♪指揮者『エリアス・グランディ』メッセージ(11/22配信)


♪オンラインプレトーク(11/21配信)
首席ヴァイオリン奏者 桐原 宗生、チェロ奏者 武田 芽衣


2022年度のテーマは「水」

年間テーマに基づく曲をたどり1年を通して音楽の幅広さをお楽しみください。

※出演者、曲目が変更となる場合がございます。

エリアス・グランディ © Felix Broede

エリアス・グランディ(指揮)

急激に頭角を現し、オペラおよびコンサートの双方において世界的に活躍を広げている。2015/16シーズンよりハイデルベルク歌劇場およびハイデルベルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督を務め、ドイツ有数の音楽拠点としての名声を高める。とりわけモーツァルト、ベートーヴェン、プッチーニ、ヤナーチェクの音楽解釈には定評があり、一方で現代作品のレパートリーでも、ゲオルク・フリードリヒ・ハースのオペラ《朝と夜》や、ペーター・ルジツカのオペラ《ベンヤミン》等を指揮している。2015年、第7回ゲオルグ・ショルティ国際指揮者コンクールで第2位(1位なし)を受賞し、一躍世界的な注目を集めた。2012-2015年にはダルムシュタット歌劇場の常任指揮者を務めた。現在、カタール・フィルハーモニー管弦楽団とも緊密な関係を築いている。2019/20シーズンは世界各地でデビューを飾り、フランクフルト歌劇場でフレデリック・ディーリアスの《村のロメオとジュリエット》、ミネソタ・オペラでR.シュトラウスの《エレクトラ》、東京二期会オペラ劇場の札幌公演でビゼーの《カルメン》を指揮したほか、ハイデルベルク歌劇場ではプッチーニの《蝶々夫人》(新演出)とロッシーニ《シベリアの理髪師》を上演した。また、フランクフルト放送交響楽団や読売日本交響楽団に客演した。今後のハイライトは、フランクフルト放送交響楽団、フランクフルト・ムゼウム管弦楽団、ブレーメン・フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン交響楽団、ワイマール・シュターツカペレ等を指揮する。また、ナショナル・ユース・オーケストラ・オブ・ジャーマニーとのヨーロッパ・ツアー、カタール・フィルハーモニー管弦楽団との中国ツアーのほか、ハイデルベルク歌劇場でベルクの《ルル》とヴェルディの《ドン・カルロ》を指揮する。ドイツ人と日本人の両親のもと、ドイツに生まれる。バーゼル、ミュンヘン、ベルリンの各地で指揮とチェロ、音楽理論を学んだ。バイエルン放送交響楽団とコーミッシェ・オーパー・ベルリンのチェリストを経て、指揮者としてのキャリアを確立させた。


ヴィクトリア・ムローヴァ © Benjamin Ealovega

ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)

モスクワ中央音楽学校とモスクワ音楽院で学ぶ。1980年シベリウス国際ヴァイオリン・コンクールおよび1982年チャイコフスキー国際コンクールで優勝し注目を集め、1983年の西側への亡命は大きな話題となった。これまでに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめとする世界の主要オーケストラと、クラウディオ・アバド、ロリン・マゼール、ズービン・メータ、サイモン・ラトル、リッカルド・ムーティ、小澤征爾、ベルナルト・ハイティンク、ピエール・ブーレーズ、パーヴォ・ヤルヴィ等の指揮者と共演し、数々の主要音楽祭にも出演している。高潔で類まれな多才さを持つヴァイオリニストとして世界中で活躍し、その深い音楽的探究心から、レパートリーはバロックからコンテンポラリーやフュージョン、エクスペリメンタル・ミュージックまで多岐にわたる。古楽器オーケストラとの共演も多く、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団、イル・ジャルディーノ・アルモニコ、ヴェニス・バロック・オーケストラ、レヴォリューショネル・エ・ロマンティック等と共演している。特にJ.S.バッハの解釈は世界中で絶賛され、「ムローヴァのバッハを聴くことは、一言で云って、この世で最も素晴らしい経験をすることだ」(ガーディアン紙)と評された。オニックスから、アカデミア・ビザンチナとチェンバロのオッタヴィオ・ダントーネとの共演で『J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲集』をリリース。また、『J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全集』は、ムローヴァのバロック音楽探究における重要な標石となり、各国で5つ星を獲得するなど高い評価を獲得し、世界各地で無伴奏リサイタルを開催している。現代音楽に対する挑戦は、2000年にフィリップスよりリリースされた『鏡の国のアリス』から始まり、これにはマシュー・バーリーの編曲によるワールド・ミュージック、ジャズ、ポップス作品が収録されている。2011年、オニックスより『ぺザント・ガール』をリリース。このツアーでは、自身のルーツであるウクライナにも焦点を当て、クラシックとジャズに基づいた20世紀のジプシー音楽への探求が話題を呼んだ。アントニオ・カルロス・ジョビンやカエターノ・ヴェローゾ、クラウヂオ・ヌッシらによるブラジル音楽にインスピレーションを受けた『ストラディヴァリウス・イン・リオ』は、2014年にアルバムがリリースされた。また、フレイザー・トレーナー、トーマス・ラルヒャー、藤倉大をはじめとする若い作曲家による作品にも積極的に取り組んでいる。多様な音楽性が各地で評価を得て、これまでにロンドンのサウスバンク・センター、ウィーン・コンツェルトハウス、パリのルーヴル美術館オーディトリアム、ブレーメン音楽祭、バルセロナ交響楽団、ヘルシンキ音楽祭でアーティスト・イン・レジデンスを務めた。2021/22シーズンは、古典派やロマン派のレパートリーで、コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団、ガリシア交響楽団、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団と共演する。また、ベーシストのミーシャ・ムローヴァ=アバドとの新プロジェクト“Music we Love”では、ミーシャのオリジナル楽曲や、ブラジルとユダヤの民謡、J.S.バッハからシューマンまでボーダーレスに取り組む。ピアニストのアラスデア・ビートソンとは、2021年に最新盤『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番『春』、第4番、第7番』をリリースし、ガット弦とフォルテピアノでベートーヴェンのリサイタルを開催する。フィリップスとオニックスからリリースしたCDは、数多くの賞を受賞している。『ヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」』(ジョヴァニ・アントニーニ指揮イル・ジャルディーノ・アルモニコ)は、2005年ディアパソン・ドール賞を受賞。クリスティアン・ベザイデンホウトとの『ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番、クロイツェル・ソナタ』も絶賛された。また、ムローヴァ・アンサンブルでの『シューベルト:八重奏曲』、カティア・ラベックとの『リサイタル』、オッタヴィオ・ダントーネとの『J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ全集』のほか、近年は『プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ、2つのヴァイオリンのためのソナタ』(パーヴォ・ヤルヴィ指揮フランクフルト放送交響楽団/ヴァイオリン:テディ・パパヴラミ)、『ペルト:フラトレス、鏡の中の鏡』(パーヴォ・ヤルヴィ指揮エストニア国立交響楽団/ピアノ:リーアム・ダナキー)をリリース。ミーシャ・ムローヴァ=アバドとのデュオ・アルバム『ミュージック・ウィー・ラヴ』も好評を得る。使用楽器は、1723年のストラディヴァリウス 「ジュールズ・フォーク」、もしくはガダニーニ。

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チケット情報

発売日 2022年10月12日(水) 
チケット (SS)¥7,000 (S)¥6,000 (A)¥5,000 (B)¥4,500 (C)¥3,500
U25割(B,C)1,500円
※2022年度U25割は、1997年以降生まれ対象
※スマイル席2,000円(当日限定/Pブロック内スマイルエリア・指定席、座席選択不可)販売予定。(席数制限により販売できない場合がございます)
※未就学児不可
※札響定期会員は各席500円引きで購入ができます(スマイル席、U25割、他割引の併用不可)
※ローソンチケットでの、座席選択は発売日の翌日深夜00:00より可能となります。
※通常の配席での開催です。お客様間に空席は設けておりません。席数制限により売切れとなる場合がございます。
※託児室は前日までの予約制です(有料)。申込先=札幌シッターサービス011-281-0511
【開場は開演の40分前からとなります】

●政府発表の『イベント等の開催制限』に基づき、新型コロナウイルス感染拡大防止に努めながらの開催となります。対策の詳細につきましては、今後の状況にもとづき検討を重ね準備を整えたうえで、公式ホームページ等でご案内します。
また、新型コロナウイルス感染症の流行状況の変化等により、公演中止および出演者・曲目等が変更になる場合がございます。
●不可抗力により演奏会を中止せざるをえない場合をのぞき、チケットの払戻しはいたしません。体調や状況の変化に不安のある方は、ご購入前に充分にご確認ください。(2022年1月末現在)
オンライン予約
Kitaraチケットセンター
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道新プレイガイド
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チケットぴあ【Pコード:209-527】
チケットぴあ
ローソンチケット【Lコード:17106】
主催 札幌交響楽団
後援 北海道、札幌市、札幌市教育委員会
協賛 ANA
助成 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
   札幌市文化芸術活動再開支援事業
お問い合せ先 札幌交響楽団(011-520-1771)
札響60周年
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