6月10・11日の定期演奏会は、今最も注目を集めている指揮者、広上淳一が「シベリウス」と「ショスタコーヴィチ」を指揮します。
札響には近年、定期演奏会、クリスマスコンサートなどで毎年のように登場、昨年10月の定期演奏会でのオール・ラフマニノフ・プログラムは絶賛を博しました。
今回、シベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」を共演するのはロシア最高のヴァイオリンの巨匠、ボリス・ベルキンです。ベルキンは広上の親友で、二人は数々の名演を各国で披露、同曲のCDも評価が高く、今回の演奏も大いに期待されます。
ショスタコーヴィチの「交響曲第8番」は、大編成の1時間を超える彼の最高傑作のひとつです。第2次大戦の独ソ連最中の苦痛と平和への希望が描かれたこの大曲を、広上はドラマティックな入魂の演奏で聴かせてくれるはずです。どうぞご期待ください。
第590回定期演奏会の詳細はコチラ↓
http://www.sso.or.jp/concerts/2016/06/590/