札幌交響楽団 SAPPORO SYMPHONY ORCHESTRA

ワークショップ

日新小学校 "音楽と遊べる、しなやかな心を育みたい"[2007.02.26]

開催概要

本年度最後の札響教育プログラムは、中央区の日新小学校。6年生全員、88名(3クラス)の児童が、管楽器プレイヤー3人によるワークショップを楽しく体験しました。

場所
日新小学校(札幌市中央区北8条西25丁目)
札響メンバー
ホルン
島方晴康(ファシリテーター)
クラリネット
多賀登
ファゴット
坂口聡

音楽の感じ方に、正解なんてないんだ

「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」...。日常使うあいさつの言葉を、楽器で鳴らすとどうなるだろう。そんなことを入り口に、まずは言葉が持つさまざまな要素から、固有のリズムを探ります。そして次に、ヴィヴァルディの「四季」の各楽章のさわりを、題名を隠して演奏。「これは季節でいうと何?」と問いかけます。バラバラな意見が飛び交うのがおもしろいところ。

さらに、テーマ当てゲームに進みます。3人の児童代表にそれぞれテーマを出してもらい、楽員がそれをひとつの音だけで(メロディは使わずに)表現。テーマは、「怒ってる」「さびしい」「おかしい」といった素朴な感情です。テーマを知っているのは出題者と楽員だけですから、その音を聴いて、みんなはテーマを想像します。これもまた、意見は千差万別。

言葉と音楽の関係や、音による感情の表現をシンプルにさぐりながら、音楽の感じ方は人によって違うんだな、と納得です。つまり、音楽を聴くことに、決まり切った正解なんてないのです。

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楽器の仕組みを知ると、音楽がもっとおもしろくなる

後半は一歩進んで、具体的な音楽へ。まずクラリネット、ファゴット、ホルンの楽器説明から。材質や音を出す仕組みがそれぞれ明かされます。ファゴットの管の長さが2.6mもあり、さらにホルンは3.6mもあることにビックリ。ビニールホースでその長さを実感してもらい、息を吹き込むとホースが振動することも、全員に体験してもらいました。

次は、管楽器の組み合わせを変えながら「シチリアーノ」(レスピーギ)の二重奏。同じ曲でも、音色が変われば音楽の表情も変わることがわかります。ウェーバーの「魔弾の射手」序曲を三重奏したあとは、「友だちはいいもんだ」と校歌を楽員の伴奏でみんなで楽しく歌いました。

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